物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50
2026.10.05 研究生T映画漫画小説など物語にでてくるフード(口にするもの)を登場人物がどう扱うかによって、そのキャラクターがどういうキャラクターなのかを表してるかのパターンがあるよね!って感じの解説本。
ステレオタイプという題名通り、例がちょっと古い笑
前世紀ぐらいのイメージだけど、今でも変わらなくてわかるものもあるし、今はそれを踏まえて裏をかく要素になってたりするよねーと思いながら読んでいました。
全編通して当てはまるであろう"フード三原則"
あのキャラクターならその三つのうちのどれかなぁ、なんて考えながら読むとちょっと楽しいかも。
あと、キャラクター造形で掘り下げていく時にも、考えるポイントとして役に立ちそうと思いました。
虐殺機関
2026.08.14 研究生T閃光のハサウェイに似てるとか聞いたので読もう読もうと積んでいたのにやっと手を出しました。
文章としては主人公の内面描写が多くて考えながら読むから、ものすごく時間のかかる文章だった。
面白いんだけど、読むコストが高い感じ?
最後どうなるんだろうと思ってたけど、こういうオチかぁ。
主人公が空虚な以上仕方ないのかな。主人公の選択を、何故、と理解納得出来ないのは読み込みが足りないんだろうけど、今思うのは盛大な自滅願望なのかなぁ。でも、アメリカだけだしなぁ。アメリカだけだとしても世界的には混乱するだろうし、英語での伝播はアメリカだけに留まらないのでは?という気もする。となると世界規模になるのかな。
まだ理解が足りない。
主人公の最後の選択は、よりより世界にするための人類に書き込まれた進化のひとつなのかな?
レミングの集団自殺が嘘だったように、集団で自滅するように主人公が仕向けた??より良い世界にするために?それを自分の日常を守るために目に見えない遠い世界で起こすより、そうしていた自分の身の回りに起こした、のかな。
それでも主人公は暫くは過ごせるように準備してるし、邪魔を排除してるんだよなぁ。今は良くても、ゆっくりと自滅しにいってるように思うけど、主人公的にはそうじゃないのかな。
読み切っての感想なので的外れなことを言ってるかもしれない。
最初のほうで主人公が暗殺した相手が、何故こんなことになったと怯え後悔し戸惑ってるところ、ゾクゾクしてワクワクするよね。
ベートーヴェンの月光がかかってる、と聞くとそのあとのシーンでその曲が頭に流れながら映画のように画面を想像して読めたのが楽しかった。
1984年とかカフカとか、ちょろっとした単語で、読んでると主人公や相棒のセリフのニュアンスがわかるんだろうな。わかると楽しい。予備知識はたくさんあるほうがいい。
あと、こういうのだとヒロインに母を見てそうな気がするけどこの話は違いそうだよね。なぜヒロインに罰を出来れば許しを乞いたいんだろう。好きだから??
ただの飯フレです 1-5 / さのさくら
2026.03.18 研究生Tちょくちょくpixivコミックで読んでいたけど、飛ばし飛ばしだったので意を決して購入。
人との距離(同性・異性関係なく)に違和感を感じてる男女二人がご飯を一緒に食べる友達になって、お互いの周りのことを報告したり、相談したりする話。
違和感を感じてる、というのは違うかもしれない。
でも、陰キャでもないけど飛び込んでいくタイプでもなくて、過去や今までの経験から少し距離を取りがちな二人なのかなぁ。
それぞれ家族だったり、友達だったり、好意を向けられた相手だったり対象はいろいろだけど、
それぞれが「その水に馴染めない魚だけが、その水について考え続ける」って感じなのかな。
(頭木弘樹氏のエッセイより)
二人とも、相手によっては感情を出して話したりするけど、相手からの視点で、自分が感じたことや見方を修正したり、そういう考え方もあるのかって気づいたり納得したりしてる関係がすごくいいなぁ、と思う。
この漫画の終わりってどうなるんだろうなぁ。
もちろんこの二人が飯フレの枠を超えて付き合うようになっても納得なんだけど、
そこに落ち着くと、この漫画が目指してたところってそこなのかなぁって感じるんだよなぁ。
というわけで、続きが楽しみです。